足りなかったものは今補える。だから、今甘えみればいい。

「本当の気持ちを言うことができなかった・・・」。

拒食と過食を2年間繰り返し、
抑うつに苦しんでこられたご相談者の声です。

ご了承を得て
29歳の彼女の経過と今をご紹介します。

仕事を続けることができなくなって
自宅で療養していた時から
カウンセリングを始められました。

摂食障害になったきっかけは

欲しいものがたくさんあって
遊びたくて・・

その為のお小遣いを稼ぐために
大学時代にアルバイトをし
それが過剰になり、疲れていく中で
ダイエットにも走り、拒食症に。

その後、反動で過食になる。

これを繰り返していったのです。

「かっこいい女子大生になりたかったのかもしれない」

そう語っていました。

カウンセリングの中でわかってきたのは

彼女はすべてを自分で
しょい込んでしまうタイプだったこと。

幼い頃、飲食店を営んでいた
両親の元で、忙しい二人に
ほとんど甘えることがなかった。

扉の陰から
そっと見ていた大人しい子供でした。

「幼稚園に行きたくない」
この気持ちも伝えられずに
行ってから泣きじゃくるという感じ。

自分の心、感情にフタを
してしまっていたようです。

大学生になる頃には
閉じた心の中がパンパンに
ふくらんでいっていたんですね・・・

だから、働きすぎて疲れた身体が
悲鳴を上げてしまった。

それでも、(親の代わりに)
人から認められたくて
今度は素敵な女子大生を目指して
ダイエットに走った。

バイトができなくなった
稼ぐことで自分を承認してもらっていたのに
それができなくなった。

だから、ダイエット=痩せてキレイになる
これで自分を承認してもらおうとしたのです。

認められる
評価される
承認される

もちろん、ここには「自分で自分を認める」もあるのですが
これまでに他者である親から受け入れられた経験や感覚がない場合
「自分で自分を認める」ことができず

他者を通して自分を認める、感じる

ということになってしまいます。

だから必死にダイエットする。

その後、フラストレーションから
過食に走る。

また、ダイエットする。

この繰り返しになります。

29歳の彼女には・・・

幼い子供に帰ってもらいました。

あの頃、彼女が出し切ることができなかった感情を
今生きている中で感じてもらい。

怒りや不満、寂しさを出してもらったのです。

これが感情のリリース。

今の自分の元になっている
苦しめている過去の記憶や感情を
過去に戻って取り去ることはできません。

でも、今感じ切ることで
過去を更新し、未来に向かうことができます。

甘えられなかった子供の頃の私。

それならば、今甘えてみてください。

哀しかった、あの頃の私。

それならば、今哀しんでください。

カウンセラーを母親だと思って。

感情は閉じ込めず
感じ切ることで
洗い流すことができるのです。

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