SALAのキャリアカウンセリング(1) 常識や固定観念からはずれてみる

子猫11

配置転換されてうつになられた
男性のキャリアカウンセリング事例をご紹介します。
ご本人の了承を得ています。

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Sさんは56歳の元家電メーカーの部長さんでした。
部署の統合が行われた結果、工場勤務の辞令を受けました。
大手メーカーですが、ホワイトカラーからブルーカラーへの配置変えは
日常的だとのこと。家族を抱え、これまでの収入を下げられない・・と
腹をくくった人は工場勤務を受け入れることが多いそうです。

ポジション的には管理者でしたが、実際には作業にも当たるという
これまでに経験したことのない業務の連続でした。
3ヵ月勤務した後、精神的に落ち込み、軽いうつ状態に。
これ以上ひどくなっては・・何か方法はないだろうか・・
ということで初めてカウンセリングを受けられました。

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お話を伺う中で・・・「男とは」という男性の働き方、
仕事に対する固定観念が強いことがわかりました。
配置変えも家族には内緒。一人で心の中で耐えていました。

「工場のライン作業がきつい・・」。

そんなSさんに人生の後半、これからの展望をお聴きすると・・
趣味も多彩で、ボランティア活動も熱心にされていることが判明。
不登校の若者の居場所を作りたいという夢を持っておられました。

でも、仕事を辞められない・・朝から夕方まできちんと
働く暮らしが当たり前と信じておられました。

仕事とライフワーク、夢・・なかなか一致させずらい状況でしたが・・

思い切って、夜勤の仕事をしながら
日中にしたいライフワークに挑戦されてはどうか・・提案してみました。

最近。深夜の仕事ってちょっした人気。
Wワークあり。日中の時間を活かせるから・・

Sさんは思い切って深夜のコールセンターの仕事を手に入れ、
元の日中の仕事を減らしながら、ライフワークの準備を開始。
スタートから1ヵ月後に元の仕事を辞めました。

一度に収入を失うのは心の痛手。
自分の働く場所を失うという不安もあります。

でも、別の仕事を確保することで
あらたな自信と安心が生まれます。

少しずつ仕事をおひっこししていくことも楽しかったみたいです。

「9時~5時の仕事しか頭にありませんでした」
そうおっしゃっていました。

確かに9時~5時、そして残業という勤務パターンが一般的なのですが・・
頭にこびりついた固定観念をはずしてみると、いろんな働き方ができます。

週に3日だけ働くもOK。
午前中だけ、土日だけ・・。

「○○であらねば・・」という常識的な思考をはずすことで
私たちはもっと自由な時間と生き方を手に入れることができます。

Sさんは抑うつ的な毎日から解放され
現在は若者のための居場所で就労支援をされています。
いずれはNPOにしたいという夢もあって・・・
生き生きされています。

働く形について。
あなたを縛っている常識や固定観念があれば、
「本当にそうかなぁ・・」って考えてみるといいですよ。

カウンセリングルームSALAでは、ご紹介があれば
男性のキャリアカウンセリングもいたします。

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