心のおしゃべり・・・潜在意識との会話を楽しむ

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GWの少し前から、とても心穏やかな日々を過ごしています。

今さらながらひと皮むけたような
何でも受け入れられるというか
すべてを引き受けられるような・・
そんな気持ちで満たされているんです。

カウンセラーなんだから当たり前でしょう?
そうお思いの方もいるでしょう。

もちろん、クライエント様と向かい合う時間は
お仕事ですから、カウンセラーとしての
スタンス、態度、心を持つことができます。
プロですから・・

でも、プライベートの場面では
やはり一人の人間として心に抑揚も濃淡もあります。
ありましたかな。今の感じでは・・

なんだろう・・今とても不思議な状態。

実は、父親の痴呆が進み
短いタームで入退院を繰り返しています。

弟と長年折り合いが悪く
父親を間にすれ違いばかり・・でした。
今も・・。

私に対して怒りを露わにする弟の気持ちもわかります。
そうならざるを得なかったこれまでのわが家の歴史がありました。
私自身も私というパーソナリティを守るという強硬な
態度で生きてきました。

すべて、すべて、みんな一生懸命で
それでいてすれ違ってきた・・と思います。

周囲のことばかり考えて病気になって
ずっと先にあの世に行ってしまった母。

その母の死を発端にぶつかり合った父と私。

あ~・・本当にいろいろあった。
しんどかった時もあったし、悔しかった時もあったし、
本当に愛されていない、孤独だと感じた時もありました。

だから、ご相談を受ける立場で、
苦しまれている方の気持ちが
本当に自分のとのようにわかる時があります。

自分自身が抱えていたしんどさはもうなくて
最近、穏やかな気持ちで
心の中で父や母と話している時間があります。

父がこの世を去る日がやがてやって来るでしょう。

でも、不思議な安心感があります。

母が父を待っている気がするんです。

昨日、そんな会話を心の中でしました。
「やっと来たん、お父さん。ずっと待ってたんよ」
そう言って母が笑ってました。

「うん、来たで」と父はほっとした顔。

お人よしの夫婦が再会して
また並んで歩いていました。

父がこの世からいなくなっても
母が待っているから大丈夫。

母が亡くなった後、父にはガールフレンドがいました。
でも2年ほど前、父は彼女と一緒に写した写真を
全部捨ててしまった・・

ある日、あんなに懐かしく、ときどき見せてくれていた
何冊もあったアルバムが1冊もなくなっていたんです。

無口で自分の感情をうまく伝えられなかった父親が
どんな思いで写真の整理をしたのか本心はわかりません。

痴呆が進む中で、ある日病院で
「何考えてたの?」と聞くと
「亡き人のことや」と言うので
ガールフレンドの名前を出すと
「違う○○○や」と母の名前を言いました。

母亡き後、父親の世話をしてくれた彼女にも感謝をしつつ
母を忘れていなかったことがうれしくもあった瞬間です。

父と母は決して仲のいい夫婦ではありませんでした。
母は父の悪口を子供の前で平気で話し、けなしました。
その影響を受けて育っています。

そのことを恨んだ日々もありました。
母が父を敬う態度で私を育ててくれていたら・・
男性に対する尊敬の気持ちが自然に生まれて
生きやすかったのに・・・と。

でも今、父の不器用さがわかり
亡くなる寸前に父の優しさを理解した母の口惜しさがわかります。

だから、きっとあの世ではわかり合える。
惜しいなぁ・・・生きてる間にわかり合えていたら
もっとよかったのに。

そんな思いにならないように
「今ここ」を大切に生きる必要があるんです。

二人の会話。
自分自身の子供の頃。
家族のこと。

いろいろ思い出して、心のおしゃべりを楽しんでいます。
癒されていく私。

心のおしゃべり・・つまり
これが潜在意識との交流です。

穏やかな心になると
心がおしゃべりし始めます。

これは最高のセルフカウンセリングです。

そうそう・・父がガールフレンドとのアルバムを捨てた後
父の手元から私の母子手帳と、なぜか私の写真を集めた
薄いアルバムが出てきました。

そのアルバムの中に一枚
父と私が顔をすり寄せて笑っている写真がありました。

私たちって仲よかったんだ・・
仲が悪いと思い込んでいた記憶が裏切られた瞬間でした。

今持っている記憶、
もしかしたら正確ではないかもしれませんよ。

事実でなく、何かがあって
それに合わせて都合よく別の思い込みを創り出している。

心のおしゃべりをしながら
事実を探してみてくだいね。

しんどい心を創り出している原因が
思い込みの可能性があります。

そのお手伝いをするのがカウンセリング。
カウンセラーがつらくて見えない、感じられなくなっている
記憶の扉をそっと開けていく貴重な時間です。

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