クライエントとカウンセラーが初めて出会う「インテーク面談」


クライエントのことを知るための出会い

ご相談者様とカウンセラーが初めて顔を合わす、出会いの場。カウンセリングではこれを、インテーク面談と呼びます。カウンセリングを始めるに当たって、生活状況や成育歴、性格の特徴など、ご相談者様個人の特性を知るためのものです。

この面談によって、ご相談者様はカウンセリングを受ける目的を明確にし、それに向かっていくモチベーションを高めていくことができます。一方カウンセラーは、ご相談者様の悩みの源がどこにあるのか(見立て)を想定し、どのように関わり(介入)、どのようにその苦しみを解消していくことができるのかというカウンセリングの方針を立てていきます。

理想は、母親のほどよい愛情に包まれるような関係

インテーク面談で大切なことは、ご相談者様とカウンセラーの間に信頼関係を築くことです。この信頼関係をカウンセリングの専門用語で「ラポール」と言います。カウンセリングは、ご相談者様が抱える問題を解決し、よい結果に導くという単純なストーリーのみで進むものではありません。ご相談者様自身が、この解決に向かう流れの中で自分自身の内なる力に気づき、自ら成長していくことが目的です。目の前に座るカウンセラーとの間に心の交流が生まれ、安心と信頼に包まれることで、自己回復力が生まれます。緊張を解きほぐし、自由な対話を進めていくためには、二人の間に信頼関係が必要です。「この人になら任せられる、信頼できる」というご相談者様の実感があって、初めてカウンセリングが成り立ちます。

愛着をテーマとした心理学者のウィニコットは理想的なご相談者様とカウンセラーの理想的な間柄を、“ほどよい母親のような状態”と表現しました。カウンセリングルームSALAでは、ご相談者様が再生するための安全地帯がカウンセリングルーム、そして、その母親役がカウンセラーだと考えています。

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