自分を守るための境界線

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あなたは、自分の感情と他人の感情をきちんと区別できていますか?

たとえば、誰かがあなたに対してジャッジメント、決めつけをしたとします。
「~な人ね」などと。それを聞いて激しく動揺してしまったとすれば、
それは相手の感情に振り回されているということです。
「~な人ね」というのは、あくまで相手の判断と感情であって、あなたのものではありません。

私たちは、日々のコミュニケーションの中で、相手の感情と自分の感情を混乱させてしまいがちです。

人間関係のトラブルの多くは、この部分が原因で引き起こされます。

土地を区分するために引く境界線。
自立した人間関係、あるいは自分自身の心を安全に守るためにも、この境界線が必要です。

対人関係においては、他者の感情と自分自身の感情が混ざり合い、
どちらが自分の感情なのかわからなくなることがあります。

また、相手を心配しすぎるあまり過干渉になったり、
自分の価値観を相手に押し付けて相手を困らせたり、傷つけたり、
相手の言葉や行動にイライラしたり・・

ということが起こります。

これは境界線をきちんと引いていないからです。

自分の気持ちは自分のもので
相手の気持ちは相手のものです。

お互いにコントロールし合うことはできません。
できるのは自分の気持ち、感情だけですね。

境界線をきちんと引き、それを守ることで相手の影響を受けたり
コントロールされることがなくなります。

常に境界線を意識することで、人を傷つけたり
傷つけられたり・・ということもなくなるはずです。

相手のせいで・・ということがなくなり
自分が望んだから・・・となった。

相手視点と自分視点の区別をつけることで人間関係を円滑にしていくことができます。
何よりも、自分自身の心の安全領域を確保できるのです。

嫌な感情に巻き込まれそうになったら、キーーーっと境界線を引く。
これが大切です。

境界線を引けない共依存

人間関係に過剰に依存したり、何か特定の問題を抱えている人に執着してしまう場合は
境界線がうまく引けていません。これを共依存と呼びます。

親子関係や恋愛関係、パートナーシップに見られ、問題を抱えている人を“被依存者”、
その相手に囚われている人を“共依存者”と呼びます。

共依存者が「私が何とかしてあげなければ」「私しか助けられない」と
自己犠牲で相手の領域に踏み込むことで、被依存者も自分で自立する力をなくしてしまいます。

DV(ドメスティックバイオレンス)は共依存の一種です。

共依存から抜け出すためには「NO」という強い意思を持つこと。
断ることに罪悪感を抱かないことが大切です。

問題は、それを抱えている人の中にあるもので、他の誰かが責任を持つものではありません。
まずは、問題が何なのか? それを解決するためにはどうすればいいのか?
この点をしっかり考えて、境界線の向こう側に行かないように注意する必要があります。

境界線の引き方がわからない、いつも感情に振り回されてしまう人はこちらへ。